Koh Samui - Summer 2017 · Travelog

サムイ島 ー コミュニケーション・サバイバルスキル

前回のブログはファラング的な旅の勧めがトピックであった。ところが、こういう話をすると「私は英語もタイ語もできないから。。。」と言われることもある。
そこで。。。

私が見聞きする範囲で分かる現地のミュニケーションの実態と、英語ができないと思っている人でもなんとかやっていける基本的なサバイバルスキルについて説明したい。
まず、サムイ島で私が話したことのある他の旅行者が話す言語、そして周りから聞こえてくる見知らぬ人の会話の言語は、ドイツ語とフランス語、そしてロシア語が多い。次にスペイン語や中国語、英語を聞くこともある(中国人はほとんどツアーを使うと聞いたことがあるので、ツアーに入ったら中国語をたくさん聞くかもしれない。)。アメリカ英語や日本語を聞くことは少ない。

ということは。。。
一部の英語圏の人を除けば、サムイ島に旅行に来ている人の大半が英語を第二、第三、。。。の言語とする人になる。実際にヨーロッパからの観光客と話す機会がたくさんあったものの、英語がペラペラとは言えない人も結構いると思った。

何が言いたいかというと、英語ができないからといって怖気付く必要はないのだ。

一方、現地のタイ人は、タイ語を話さない私達外国人のために、英語をあんまり話さないにもかかわらず、知る限りの単語を使ってコミュニケーションしてくれる人が多い。

こんな実態を考えると、毎日のコミュニケーションがスムーズにいかないことは想像がつくと思う。

「じゃあ、どうすればいいの?」となる。私は、米国から帰国後の数年間、在宅業務だけでは人に会うことがなくて気が狂ってしまうと思い、社会人を対象として英会話を教えていたことがある。上級者も初級者もいたものの、共通して気になったのは、文法的に正しいと思われるセンテンスを作るのにばかり固執して「意思を伝える」ことを忘れていることだ。どもったり、言い換えしようとするのは、無理にセンテンスを作ろうとすることが一つの原因でもある。

そのとき私がよく言っていたのは、コーヒーを注文してコーヒーが出てくればコミュニケーションが成立、コーヒーを頼んだつもりだったのにコーラが出てきたとすれば、どんなに完璧なセンテンスで言ったとしてもコミュニケーション不成立だということ。

また、コミュニケーション手段は話し言葉だけではない。ジェスチャーやアイコンタクトも有効な手段となる。
先ほどの例の場合、コーヒーが出てくればコミュニケーション成立なので、coffeeという単語だけを何回も言ってもいいし、coffeeと書いた紙やスマホを見せてもいいし、メニューにあるコーヒーの写真を指差しても良い。これがコミュニケーションというものだ。

それでは、実際に私がサムイ島で経験したやり取りを例にして、どのようにコミュニケーションをすると効果的かを説明したい。

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例1(レストランにてチーズ入りのチキンサンドイッチをオーダーしたい)

“I’ll have a chicken sandwich with cheese.”

と普通のスピードで言うと、ウェイトレスがオロオロしてchickenしか聞き取れなかったりする。そこでこんな風に言うことにした。

“Sandwich”(メニューのサンドイッチを指差しながらゆっくり言う。)

(相手の目を見て、私がサンドイッチを欲しいことが分かったかを確かめる。)

“Chicken and cheese”(これもゆっくり言う。)

私が言うのは、『Sandwich』と『Chicken and cheese』という単語だけ。英会話ができなくても言えるはずだ。こんなコミュニケーションの仕方をすると相手が間違うことは少ない。

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例2: (コーヒーグラインダーを売っているかを店員さんに聞こうとしたところ英語が通じないことが分かった。そこでこんな風に言った。)

“Coffee” (棚にあるコーヒーを指差しながらゆっくり言う。)

(相手の目を見て、私がコーヒーについて話していることが分かったかを確かめる。)

“Grinder”(豆をひくジェスチャーをしながらゆっくり言う。)

(相手の目を見て、私がコーヒーグラインダーについて話していることが分かったかを確かめる。)

“Do you HAVE?” (Haveにアクセントを入れて聞く。)

と言った。

すると、No haveと返ってきた。もちろんそんな英語の言い方は普通はしないけど、店に売ってないということが十分に分かったのでコミュニケーションは成立である。

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そんな感じで、名前を聞きたいときは、name? what?と言ったこともある(一カ月もいるとこっちの英語もオカシクなりそうだったけど。。。笑)。こんな風に単語だけを使ってジェスチャーと組み合わせる方法が一番早くにコミュニケーションできることが分かったのでそのようにしていた。

[まとめ]

*「伝えること」を考える

重要な単語だけを言う(センテンスにする必要はない)

ゆっくり言う

ジェスチャーやアイコンタクトをする

当たり前と思うかもしれない。でも、日本人の間では、特にジェスチャーによるコミュニケーションスキルが弱い傾向にあるように感じられる。サムイ島に限らず、基本的なコミュニケーションスキルになるので、これらを念頭に置くと今後のコミュニケーションの幅が広がっていくのではないかと思う。

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