Koh Samui - Summer 2017 · Travelog

Koh Samui – タイ人友人のウェディングに行く旅

彼氏のムエタイトレーナー(ムエタイレッスン体験談はこちら)であり現役ムエタイファイターでもある人が、私たちのサムイ島滞在中に結婚。そこでサムイ島から離れた本土のNakhon Si Thammaratという所で行われるウェディングに行くことになった。どちらかというと、ムエタイジム主催のツアーグループに参加する感じ。ホテルや送迎車等はすべてジムで手配してくれるので楽ではあったものの、思った通りハチャメチャな1泊2日の旅となった。また、タイ人同士の結婚式なので、とても貴重な経験をさせてもらったことをありがたく思う。

あまりに貴重な経験であり、またハプニングだらけの旅だったので、長くはなるものの、旅の様子を時系列に記したい。

1日目午後12時、ムエタイジムに集合。ムエタイトレーナー、プロのファイター、ジム関係者、ジムでムエタイトレーニングを受けている観光客らと、それらの関係者で、合計40人近くが集まった。約半数以上がタイ人、それ以外はアメリカ、オーストラリア、デンマーク、南アフリカ、コロンビア、フィリピン等々の国から来た多様なメンバーだ。全員揃った時点でジムから送迎車3台でNathonにあるフェリーポートへ向かった。

フェリーでは既にビールやウィスキーを飲み始める人もいた。乗船約1時間15分前後で本土へ到着。現地では2階建ての大きな黄色い貸切バスが待っていた。運転手が来ないというので10分くらい猛暑の中で待っていたところ、既にバスの中で昼寝をしてた。みんな大笑いしながらバスに乗った。

ゴムの木が立ち並ぶ道を走り1時間程してやっと見つけた売店で休憩。ここでも更にビールやウィスキーを大量購入してる人がいた。幸い(?)にして私は風邪で調子が悪く、この時点ではアルコールを控えた。


その後3時間以上経っただろうか、ようやくバスが止まった。企画者のNさんに聞いたところ、貴重品以外はバスに置いていって大丈夫といわれたので、パスポートやカメラだけ持って、着替え等の入ったリュックは置いてバスを降りた。

外には小さめの車が数台待っていてそれに乗り換えた。車内に3人位、荷台に10人位乗るタイ風の送迎。5分位で新郎の実家に着いた。既に6時は回っていたと思う。大きな庭には、シンガーが歌ってるステージと、テントが広々と貼ってあって、新郎側の家族、親戚、友人が既にいた。料理もテントの下で作っていた。70-80人くらいはいたと思う。この日は結婚式の新郎側前夜祭。とてもカジュアルなスタイルで、男性はTシャツ、ビーチサンダルの人がほとんど。テーブルにつくと手料理を出してくれた。ごはんは、3合分くらい入ったビニール袋に入ったものがまわってきて、自分の分を取ってまわした。私はこの時点からビールを飲み始めたが、フェリーから飲んでた人達はもうかなり酔っ払ってた(笑)。


ステージで新郎が、最初はタイ語、次に英語(私たち観光客向け)で挨拶をしてくれた。しばらくすると大雨が降ってきたので、みんなテントの中に密集。通り雨のようにすぐ止むことはなくずーっと激しく降り続いた。ある時点でミュージックとともに新郎の友人がスポットライトの当たる中ダンスをし始め、周りも追随。土砂降りで泥まみれの所がクラブ状態になった。そのうちステージも同じ状態に!

どの位時間が経ったか覚えてないが、ある時点で家の中にあるトイレに行った。家の中では、Nさんがフロアでうたた寝をしてて丁度起きたところ。私の顔を見るなり、「ホテルに帰らなくていいの?」と言った。笑うしかない。ホテルを予約したのは彼女で、それ以外の人は30部屋予約したとしか聞いておらず、何ホテルなのか、どこにあるのか、いくらなのかは誰も知らない。聞いても具体的な返事はないし、仮に教えてもらっても、土地勘なしでタイ語も分からないからあまり意味ないであろう。いずれにせよ「ホテルのことは誰も分からないよ〜」とだけ伝えた。

その後Nさんも外へ出てきて、さっきの会話から1時間後位に送迎車がきた。またタイ風の乗り方。ところが、バスを降りてから来たときよりも随分時間がかかるから嫌な予感がした。。。やっぱり! 。。。到着したのはバスのある場所ではなくホテルだった。結婚式に着て行く服、コンタクトレンズ、歯ブラシ、化粧品、薬等はまだバスの中にある。。。

ジムのオーナーが近くにいたので、バスのことを聞くとバスは翌朝くるから大丈夫だという。かなり大丈夫じゃない。。。状況を話すともう少し調べてくれ、バス到着は7時とのこと。大雨で、周りは森しかない、そして地理も分からない。ホテルはアメリカのモーテルみたいな感じで、売店などもない。諦めて寝ることにした。

ところで、英語が一切書いていないホテルに泊まったのはこれが初めてだ。WiFiのパスワードすら分からない(読めない)。これまで、観光地化された場所でかなり甘やかされていたとつくづく思った。

朝は6:30に起床。やはりバスはちょっと遅めの7:30位に来た。ようやくバッグが手元に!何時に出発するか聞いたけど、具体的な時間ではなく「時間はあるから大丈夫」とだけ言われた。シャワーを浴び準備をしていると、化粧が全部終わる前に、出発するぞ〜、とドアの外から聞こえたので、あわてて荷物をまとめバスの中で化粧した。

バスは新郎の家の近くで停車し、新郎の車が来るのを待った。新郎は8時39分に家を出発するとのこと。この中途半端な時間は縁起が良い番号らしい。

すると飾りのついた車の行列が来たのでみんなで手を振ったら、別の結婚式の新郎だった。またも大笑い! もう少し待ってやっと新郎の車の行列が来たのでそれに続いてバスも出発した。式は新婦の実家で行われる。

10-15分位で到着。まずは入口でタイの伝統的な踊りをするよう言われてたので見よう見まねで踊り、空いている席に座った。前夜祭同様に広々とテントが貼られ既に多くの親族・友人らが食事をしていた。ステージもある。今度は新婦側の手料理。ごはんは同じくビニール袋でまわってきた。ドライカレー(写真左の茶色の料理)は、地元の人には普通で彼らは香辛料をさらに追加するらしいが、外国人には辛いと言われた。言われたとおりだった! 涙が出そうなくらい辛く、私たち外国人グループはヒーヒー言っており、現地の方は笑っていた。


皆が食事をしている間、新郎新婦は、家の中で儀式を行なっていた。僧侶が3人立ち会う中で、両家との間での儀式を行なっているらしい。バックミュージックは神前式のような感じだった。お経もあった。この最中に、用意してきた祝儀袋(お金とメッセージを入れた普通の封筒)を個々に手渡した。

残念ながら私達のグループは道中長いため、途中で退席した。帰りは同じくバス、そしてフェリーで。フェリーでは3階のデッキにいたためサムイに到着時、外に出るのが遅れた。やっと降りてからグループの人が見当たらないのでまた嫌な予感がした。。。やっぱり! 送迎車において行かれた!

結局、ソンタオ(乗り合いバスみたいなもの)に乗って帰ることになった。みんな疲れていたし、わざわざ人数を数えたりしない上、車3台だったので、置いてきぼりにしたことすら気づいていなかったようだ。今回の旅を象徴するようなエンディングだった(笑)。

なお、日本と同様にタイでも西洋式の結婚式をする人や伝統的な結婚式をする人など様々のようです。出席させてもらった式は(儀式を除き)かなりにカジュアルなスタイルとのこと。また、ここに登場している企画者Nさんはとても面白くチャーミングな方で、サムイに来る度におしゃべりをする人です。今回のように大人数の企画をした上、タイ語を話さない私たち外国人の相手をして下さりとても感謝しています。

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